これまで...3
私は母が苦手だった、怖いとか嫌いとかではなく苦手。
いつも顔色を伺っていたし、母の言う事は絶対だった。
家は塀が高く、まるで隔離されているような空間にいた。
広い庭があって、砂場やブランコ、池や花壇、イヌがいる。
外から見たら、幸せな家族に見えていたんだと思う。
もの心がついた頃から偽りの私を演じる事に、疑問も持つ事なく生きてきて…そしていま。
私は母が苦手だった、怖いとか嫌いとかではなく苦手。
いつも顔色を伺っていたし、母の言う事は絶対だった。
家は塀が高く、まるで隔離されているような空間にいた。
広い庭があって、砂場やブランコ、池や花壇、イヌがいる。
外から見たら、幸せな家族に見えていたんだと思う。