偽り続けた刻

もの心がついた頃から偽りの私を演じる事に、疑問も持つ事なく生きてきて…そしていま。

いつからか

もの心がついた時から、私は偽りの自分を演じていた。


それに疑問をもつ事もなく、過ごしていた。


そうする事で家族というものがあったから。


家族がなくなってからも、偽りの自分を演じる事に変化はなかった。